進化し続ける日本のコンビニ

日本のコンビニはその名の通りとっても便利で、今やコンビニのない生活は考えられないほど毎日多くの人に利用されています。アメリカ発のコンビニですが、本家をしのぐ充実の品揃え、そして公共料金の支払い、宅配便の授受、チケットやネットショッピングの支払いや商品受け取り、コピーやFAXや写真プリントなど様々なサービスに加え、宝くじも購入でき、アメリカ人もあっと驚く進化を遂げて来ました。
日本のコンビニは忙しい人達の強い味方、そしてお気に入りのオリジナル商品を求めて今日も深夜にコンビニに寄らずにはいられない人々の憩いの場、まさに日本人の生活になくてはならないホットスポットです。
そんな愛される日本のコンビニのお話を少し。

進化し続ける日本のコンビニ

日本のコンビニで売られているのは、食品や日用品だけではありません。切手や葉書、本やDVD、化粧品、薬、そしてなんと縄跳びの縄、シャボン玉、花札まであります。お店によってはYシャツやネクタイ、お花、お線香やローソクも売っています。まさかこんなものは売っていないだろうと思うものまであるのが日本のコンビニで、日本人も驚くことがしばしばです。

また、オリジナル食品の質が高いのも特徴の一つとして知られており、安くて美味しいコンビニ弁当や種類豊富なレンチンもの(電子レンジでチンするだけの料理)や、どんどん商品開発されるスイーツにはまっている人も多いようです。特にコンビニスイーツの誘惑は強烈で、ロールケーキやシュークリームは、お弁当と一緒についつい買いたくなる衝動を抑えるのに苦労する人もいるのでは・・・。
ちなみに、ファミリーマートのザッハトルテ、セブンイレブンのブルーベリー&クリームチーズサンド、ローソンのガトーショコラノワールは、個人的に試したいデザートTOP3です!

進化し続ける日本のコンビニ

近年、コンビニでは挽きたてのコーヒーも購入できるので、コーヒーショップに入るよりもコンビニのフレッシュコーヒーを片手に近くの公園で一息という人も増えています。ローソンのMEGAサイズコーヒーは量が多くてとてもお得、そして「白熊」のホルダーがとっても可愛いと評判です。

こうして日本のコンビニは日々企業努力を重ねながら、進化し続けています。
早朝、コンビニのモーニングコーヒーで目を覚ます人、深夜にコンビニを覗いて好きな本を立ち読みするのが習慣のひと、食事はいつもコンビニ弁当やレンチンもので済ませる人、そんな人たちのために、これからも日本のコンビニは新商品を追求しつつ、さらに様々なサービスを取り入れて、コンビニファンを増やしていくに違いありません。
日本のコンビニは本当にコンビニ(コンビニエンス)!!

東京ギャラクシー在校生による東京製菓学校パン本科合格インタビュー

東京製菓学校入学を目指して、2019年から東京ギャラクシー日本語学校で勉強を始めたKさんが、この度東京製菓学校パン本科に見事合格しました。
出席率100%を維持しただけでなく、授業にも非常に積極的に取り組んできた模範生であるKさんが、東京製菓学校パン本科に合格するまで、日本でどのような留学生活を送ってきたのか詳しく聞かせてくれました!

日本での留学中、東京製菓学校パン本科合格のために、どんな準備をしてきましたか?
合格に一番重要なのが日本語の実力であるという点に留意し、日本語の勉強に専念しました。
東京ギャラクシー日本語学校では、なるべく発表と質問をたくさんしようと努力しました。できるだけたくさん発表をすることで、既に知っている表現はもちろん、知らなかった表現も自分のものにし、身に着けることが重要だと思ったからです。知らない表現と誤った表現は、先生が親切に、また正確に教えてくださったので、さらに効果が高かったと思います。
予習、復習、宿題などの課題があったら、先生に言われた以上のことをしようと頑張りました。
授業が終わった後は、できるだけ日本人とたくさん会話をしようと努力しました。ランゲージエクスチェンジのサイトで日本人の友達を作って、電話で話したり、直接会って生活の中で使う日本語を身につけました。またアルバイトでも、事あるごとに仕事の現場において使う敬語や、日常的な表現を手帳にメモしておいたりもしました。

東京製菓学校パン本科に合格した秘訣はなんですか?
東京ギャラクシー日本語学校で始めて授業を受けた日、クラスメイトたちに比べて自分の実力がかなり低いということに気づき、必死に努力しました。
数学や科学とは異なり、日本語は費やした時間に比例して実力が伸びる科目だと思いました。なので、上の質問で答えた事柄を頑張って実践しました。
もちろん、東京ギャラクシー先生方がいなければ、それも不可能だったと思います。大したことのない質問にも親切に答えてくださいましたし、その場で私が納得できるような答えが出ないときには、次の時間により正確に説明してくださいました。
私だけでなく、東京ギャラクシーの先生たちが一緒に努力してくださったおかげで、東京製菓学校パン本科に合格することができたと思います。

東京ギャラクシー在校生による東京製菓学校パン本科合格インタビュー

東京ギャラクシー日本語学校で日本での留学を始めたきっかけを教えてください。
東京製菓学校のソウル事務所の方が教えてくれた語学学校が東京ギャラクシー日本語学校でした。インターネット上の評価や卒業生のコメントなども良かったので選択しました。

東京ギャラクシー日本語学校で為になった授業はありますか?
必修科目の授業が有益でした。どうしても予習、宿題、試験など勉強しなければならないことが多かったからです。同じテーマについて何度も話して、聞いて、書いて、読むので、その過程で新しく習った単語や表現を自然に身につけることができたのでよかったです。

東京ギャラクシー日本語学校の先生たちのうち、卒業後にも忘れられないだろうと思う先生はいますか?
東京ギャラクシー日本語学校に入学して、最初の授業を担当してくださった井深(いぶか)先生です。最初の担任の先生でもあり、 徹底して準備し、授業がスムーズに進むようにしてくださったのも印象深かったです。学生たちを授業に参加させるのもうまく、本当に親切に教えてくださいました。

東京製菓学校の入試を準備をする中で、大変だったことはなんですか。
東京ギャラクシー日本語学校で色々としっかり対策をし、助けてくださったので、特別に大変だった、という点はありませんでした。

日本での留学生活の中で、日本に来て正解だった、良かったと感じたのはどんなときですか?
東京ギャラクシー日本語学校で色々な国籍の友達に出会えてよかったです。留学前は漠然と他の国の留学生たちもいるだろう、というくらいに思っていたのですが、予想外に大きな収穫でした。様々な国の友人たちと話をしながら、かれらの文化や考え方などを知ることができてよかったです。

東京ギャラクシー在校生による東京製菓学校パン本科合格インタビュー

多くの専門学校の中から、東京製菓学校を選択した理由は何ですか。
韓国で製パンクラスを受講したのですが、そのクラスの先生が東京製菓学校の卒業生で、フランス留学の経験もある方でした。先生が留学するならヨーロッパより、まず日本に行って学んだ方がよいとアドバイスしてくださったこと、また学校は東京製菓学校がよいと勧めてくださったので、悩むことなく東京製菓学校を選択しました。東京ギャラクシー日本語学校で勉強しながら他の専門学校にも見学しに行きましたが、広く浅く学ぶよりも、一つのことを深く学べる東京製菓学校の教育環境がよさそうだと思いましたし、製パンクラスの先生のアドバイスもあったので、選択を変えませんでした。

専門学校進学のために日本への留学を準備している学生たちにアドバイスをお願いします。
安くはない金銭的負担と、大切な時間をかけてする留学ですから、がむしゃらにやったらいいなと思います。「日本に留学でもしてみようかな」という程度の姿勢では失敗します。外国で暮らしてみると、思わぬところで問題が発生し、心も体もしんどくなる時がしばしばあります。そんな時期に気持ちが揺らいだり、崩れないようにするためには、明確な目標意識と共に、それを成し遂げようとする積極性が必要だと思います。
また、日本語の勉強をある程度してから日本に来ることをおすすめします。私が後悔していることの一つが、日本語の勉強をあまりしていない状態で日本に来たということなので、この文章を読んでいるみなさんは、私と同じ過ちを繰り返さないようにしてほしいです。私が思うには、日本に来る前に漢字検定試験3級、JLPT日本語能力試験N2級合格レベルの実力を持っていれば、バイトもしながら、日本での生活をより充実してやりがいあるものとして送ることが確実にできるでしょう。

2020年4月から東京製菓学校パン本科ではどんなことを目標に勉強したいですか。
現場で働きながら、常に足りないと感じる製パンの基礎理論と知識、そして基本的な技術をしっかり身につけたいです。そして東京製菓学校の授業スタイル、内容や進行方式などを含めた教授法も習得したいと思っています。そして、韓国に帰って機会があれば、それを応用してパン教室をやってみたいです。
日本語の勉強もしっかり続けて、帰国してから日本のパンやお菓子関連の書籍を翻訳する仕事もしてみたいです。

Kさんが東京ギャラクシー日本語学校で勉強を始めた当時、日本語の実力は中級前半レベルでした。そして、そこから9ヵ月後にはJLPT N1級合格レベルに到達したわけですが、このインタビューを通して、やはりそれだけ努力したんだなと感じました。
自ら率先して何にでも熱心に取り組んだKさん。努力すれば報われるということのお手本になってくださり、本当にありがとうございます。これからもずっと目標を着実に成し遂げていくことことができるよう、いつも応援しています!

輝く未来のための日本・東京ギャラクシー日本語学校での語学研修

今よりもっと輝く未来のために、日本の東京で語学研修をしようと決心したみなさん!
決心したものの、東京のことがよくわからず、どの日本語学校で勉強をしたらいいのか分からなくて途方に暮れていませんか?
大切な時間とお金をかけて日本で勉強するわけですから、学習面、生活面の両方でしっかり満足できる日本語学校を見つけたいですよね。
日本語はもちろん、日本・東京で学べることや、経験できることなどに出来るだけたくさん接し、自分の感性を磨くことができれば、その語学研修期間は、みなさんの人生に後々まで影響を与える貴重な財産になることでしょう。
さらに、日本語を細かく丁寧に教え、時には人生において必要なアドバイスまで伝えてくれる素敵な日本人の先生たちに出会うことができたら、申し分ないですよね。
東京ギャラクシー日本語学校は、そうしたみなさんの望みを十分に叶える日本の語学研修機関です。

輝く未来のための日本・東京ギャラクシー日本語学校での語学研修

東京ギャラクシー日本語学校は、東京・日本橋地域に位置してます。この地域は、江戸時代が始まった17世紀初期から、日本の中心地としての役割を果たしてきました。
ですから、東京ギャラクシー日本語学校の周辺には、徳川家の将軍たちに続き、今は天皇が住んでいる皇居や、日本の各政府省庁、大企業の本社などが集まっています。
また、昔から将軍や大名たちに物資を納めてきた、創業百年を超える老舗が、この日本橋・人形町一帯に今でも残っています。
東京・日本橋に位置する三越百貨店(日本初の百貨店)や日本橋高島屋は、その長い歴史が感じられ、クラシックかつ気品のある雰囲気を醸し出しています。
皇居に近い東京駅・銀座一帯は、他の地域とは一線を画した洗練された雰囲気の建物やショップなどが立ち並び、旅行で短期間の滞在をするのでは全部回りきれないほど、多くの見所があります。

輝く未来のための日本・東京ギャラクシー日本語学校での語学研修

また東京ギャラクシー日本語学校の最寄り駅から電車に乗って10~15分ほど行くと、上野や六本木など、東京を代表するまた別の地域を訪れることができます。
上野や六本木は、いずれも素敵な博物館や美術館がたくさんある地域で、芸術に触れ、心を豊かにしたいときに行ってみるといいでしょう。
さらに、上野では庶民的な市場(アメヤ横丁)を楽しむことができ、六本木では最先端の都会の雰囲気(六本木ヒルズなど)を感じることができます。
東京ギャラクシー日本語学校に入学すれば、東京だからこそ満喫できる素敵な雰囲気を気軽に楽しむことができます。

輝く未来のための日本・東京ギャラクシー日本語学校での語学研修

一方で、東京ギャラクシーの日本語教育カリキュラムはどうでしょうか?
東京ギャラクシー日本語学校は教育を最重要視し、絶えずカリキュラム研究を行いながら、学生のニーズに合わせたクラスを開発してきた日本の語学研修機関です。
ですから、他の日本語学校にはない、独自のカリキュラムを作り、運営しています。
限られた日本滞在期間中に、日本語と目的達成のために必要な学習を集中して行おうとする方々に特に効果的なカリキュラムです。

輝く未来のための日本・東京ギャラクシー日本語学校での語学研修

このように東京ギャラクシー日本語学校には、日本で語学研修をしている留学生たちに対し、日本語をしっかりと学ぶことのできる授業と、日本文化や日本独自の雰囲気に接することができるたくさんの機会があります。
さらに東京ギャラクシーは、世界33カ国(19年10月現在)から留学生たちが集まっている日本語学校であるため、多様なバックグラウンドを持つ友人たちと仲良くなることができ、楽しく毎日を送ることができます。
語学研修のために東京ギャラクシー日本語学校で過ごした時間は、みなさんの将来に大きなインスピレーションを与え、日本で学ぶ前よりも、視野を大きく広げてくれることでしょう。それによってみなさんの生き方も、より積極的で、魅力的なものになるはずです。
日本で語学研修をすることを決めたなら、みなさんの大切な時間を、東京ギャラクシー日本語学校で一緒に充実させてみませんか?みなさんが輝く未来を自ら切り開いていくことを応援しています。

輝く未来のための日本・東京ギャラクシー日本語学校での語学研修

日本の大学に合格するための面接テクニック!

日本の大学入試の向けて、出願書類、志望理由書の提出をすでに終え、面接を控えている人たちが多いことでしょう。日本の大学の面接のためには何を準備すればよいでしょうか?
いざ面接官を目の前にして質問をされると、緊張するあまりとっさに頭が働かず、普段から考えていた内容でなければ答えられないという可能性が高いものです。あらかじめ自分の考えを紙に書いて、整理しておくことをお勧めします。このような形で、予め用意しておくとよい点をいくつかご紹介します。

第一に、志望理由書の内容を元にどのような質問をされるか、準備しておきましょう。すでに日本の大学に志望理由書を提出しましたよね。面接当日、志望理由書と関連して、どんな質問をされるのか、自ら質問を作って自分で答えてみてください。そうすると、自分が考えていることや、もう一度整理しておく必要があることなどが何かを把握しやすくなります。そして、志望理由書を少なくとも1日1回、声に出して読んでみてください。自分が志望理由書をどのように書いたのか、頭の中にしっかり叩き込んでおく必要があります。

日本の大学に合格するための面接テクニック

第二に、どうしてこの大学を受けようと思ったのか、卒業後にはどんなことを計画しているのか、他の大学ではなく、なぜこの大学を選択したのか、自分なりの理由を準備しておいてください。そして、この大学で勉強した内容を将来にどう活かしていこうと思っているのか、一貫性をもって作成することも大切です。自分が受験する大学のホームページも確認しておくとよいでしょう。

面接では、志望理由書の内容を丸暗記して話すことは避けた方がよいでしょう。書いた言葉そのままではなく、自分自身の表現に置き変えて話ができるように準備する必要があります。緊張すると頭の中が真っ白になって、暗記していたはずの言葉が出ず、余計に話すことができなくなることも多いですから、徹底的に準備しておきましょう。
また、一つ一つの文章を短めに作るとよいでしょう。一つのテーマについて長々と説明するのではなく、簡潔に答えることがポイントです。一文が長いと、聞いている人も本人も、初めに何を話していたのか分からなくなってしまうからです。一つの文章を短くし、接続詞をうまく使いながら、分かりやすく表現できるように心がけましょう。

日本の大学に合格するための面接テクニック

第三に、日本の大学で面接会場に入る際、入室・退室や、座るときにも動作に気をつける必要があります。まず、ドアを2度ノックし、「どうぞ」という返事を聞いてから入室しましょう。部屋に入るときには「失礼します」、出るときには「ありがとうございました」という挨拶は必ずしてくださいね。
また、座るときには椅子の8割程のところに座るようにし、背もたれには寄りかからないようにしましょう。もちろん、足をカタカタと揺すったり、手で髪の毛や椅子などあちこち触らないようにしましょう。緊張するとついいつもの癖が出てしまうものですから、注意する必要があります。堂々と落ち着いて見えるように、手は膝の上に添えておきましょう。

最後に服装についてです。日本の大学面接のときには、スーツ姿が無難です。目立つ方がいいだろうという理由で、派手なネクタイをするのは逆効果です。スーツにワイシャツ、紺色のネクタイくらいがよいでしょう。爪を短く切り、髪の毛は清潔感のあるように整えます。イヤリングやピアス、指輪などのアクセサリーははずし、マニキュアも落としましょう。眼鏡や靴もよく磨いて、身だしなみをすっきりと整えておいてください。面接官の席からは意外に些細なことも目に入るものです。

日本の大学に合格するための面接テクニック

その他に、「大丈夫、うまくいく!」と自分自身を励ますマインドコントロールも大切です。自信を持って堂々と面接会場に行きましょう。誰でも面接では緊張します。堂々とした姿が、面接官たちによい印象を与え、ぜひこの学生に入学してもらいたい、と思ってもらえることでしょう。

東京ギャラクシー日本語学校の面接対策授業では、ここでご紹介した内容よりも、さらに具体的かつ実践的な授業を行い、常に模擬面接も実施しています。在学生たちは、本当に日本の大学の面接に強くなる教育を受けています。
日本の大学の面接を控えているみなさんが、最後まで最善を尽くすことができるよう願っています。
2020年度から日本の大学入試を準備するみなさんが、東京ギャラクシー日本語学校で体系的に、バランスの取れたカリキュラムと進学指導を通じて、良い成果を残すことができるよう、応援しています。

食品ロスを減らしてみよう!

日本で今大きな関心を集めている問題の一つが「食品ロス」の問題です。
食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。
日本の農林水産省の発表によると、日本では、年間2,759万トン(※)の食品廃棄物等が出されています。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は、643万トン、約四分の一にも上るとのこと。
UNには世界食糧計画(WFP)という機関があり、いわゆる発展途上国で飢餓に苦しむ人たちに食料の支援をしていますが、2017年にWFPが支援した食料の合計が380万トンだったそうです。つまり、世界全体で支援した量よりも、日本という一つの国において、まだ食べられるのに捨てられた食品の量が1.7倍も多いということです。

食品ロスを減らしてみよう!

そこで、日本ではこの食品ロスを減らすために、さまざまな取り組みが行われています。
日本では、企業から出る事業食品ロスが352万トン、各家庭から出る家庭食品ロスが291万トンです。
企業が行っている取り組みとしては、フードバンクと呼ばれるシステムを利用し、
賞味期限が近付いた食品を寄付し、地震などの災害の被害を受けた人たちや、
貧困問題に苦しんでいる人たちに提供するというものがあります。

また、企業が行う取り組みの中で私たちも参加できるものにフードシェアリングというシステムがあります。その多くは携帯電話のアプリを通して利用することができます。アプリによって定額制と割引制があります。
例えば、あるパン屋がその日の売り上げが思わしくなかった場合、売れ残ってしまったパンをこれまでは廃棄するしかありませんでした。
しかしこのシステムを利用することによってその日の閉店時間までに来たお客には半額で販売をすることができるようになりました。(割引制)
同様に、ある弁当屋で全て売りきることができずに残ってしまった商品を、定額サービスに加入している顧客に無料で提供するという形があります。(定額制)
これにより、店側は単に廃棄するしかなかった食品に少しでも利益を生むことができ、消費者はより安くおいしいものを手に入れることができ、食品ロスも減らせるというwin-win-winの関係になることができます。

食品ロスを減らしてみよう!

他にも、家庭から出る食品ロスを防ぐアプリもあります。
家庭から出る食品ロスは、主に安売りのときに買いすぎて、食べきれない食品が多いそうです。そのうち、実はまだ食べることができるのに捨ててしまうものも少なくないそうです。そこで、食品のバーコードを読み込むと賞味期限を自動的に登録し、お知らせをしてくれるアプリがあります。
あるいは、アプリではなく、野菜を入れておくと、新鮮さが長持ちする「鮮度保持袋」を使うという方法もよいでしょう。

みなさんが日本に留学をして一人暮らしや寮生活をする場合、このように食品ロスに気を付けて生活をすると、結果として経済的にも利益を受けることができそうです。

東京ギャラクシー日本語学校でも、先日、留学生たちが食品ロスを減らすことを啓発するポスターを作成しました。

みなが少しずつ変化することで、自分も、企業も、環境も利益を受けることができますね。
あなたも食品ロスを減らす活動に参加してみませんか?