東京製菓学校洋菓子本科に合格するまでの道のり

東京製菓学校洋菓子本科に合格するまでの道のり

東京製菓学校に進学するために、日本への留学を決心し、東京ギャラクシー日本語学校でまじめに勉強してきたBさんが、この度、東京製菓学校洋菓子本科に無事合格しました!
長い間こつこつと勉強しベストを尽くしたBさんが、これまで東京製菓学校への進学のためにどのように勉強してきたのか詳しく話してくれました。

東京製菓学校合格のために、これまでどんな準備をしてきたのか教えてください。
東京製菓学校に行こうと決心した時期は、2018年9月頃でした。それまで日本語を勉強したことがなかったため、9月から平仮名を覚え、10月からは韓国にある語学学校で基礎クラスの授業を受講しました。
東京製菓学校に願書を提出するためには、少なくともJLPT N2以上の実力が必要であるため、JLPT N2合格を目標に勉強しました。
2019年4月から東京ギャラクシー日本語学校において留学を始める予定だったので、その前にどうしてもN3程度のレベルに到達していなければなりませんでした。N3の試験は受けませんでしたが、韓国で基礎クラスを4ヵ月、N3の準備クラスで1ヵ月勉強し、2019年4月に東京ギャラクシー日本語学校入学のために日本に来ました。
幸い、N2級合格を目指すための東京ギャラクシー日本語学校の速習クラスに入ることができました。7月に行われるJLPT N2試験に合格するために、学校の授業と自習を並行し、試験に向けて準備しました。

東京製菓学校洋菓子本科に合格するまでの道のり

東京製菓学校に合格した秘訣を聞かせてください。
指定校推薦者として選抜されたことが一番大きな幸運だったと思います。元々は一般推薦入学を目標に東京ギャラクシー日本語学校に入学したのですが、運良く機会に恵まれて、指定校推薦を受けることになりました。
JLPT N2の試験を準備しながら、日本語能力をどうにか向上させようと努力してきたことが良い方向に作用したと思います。
そして東京製菓学校が望む条件(JLPT N2以上の実力や、面接など)をキャッチして、その条件を満たすことができるように集中して準備してきたことが役に立ったと思います。

東京ギャラクシー日本語学校で日本での留学を始めたきっかけはなんですか。
まず、東京ギャラクシーが東京製菓学校と指定校提携のある語学校だったため、迷う必要もありませんでした。東京製菓学校合格者を最も多く輩出する学校なので、情報もここが一番多いだろうと思いました。ちょうど日本留学博覧会が開かれ、そこで東京ギャラクシー日本語学校側と相談をして、入学を決定しました。

東京ギャラクシー日本語学校で有意義だと感じた授業はなんですか。
速習クラス授業が本当に役立ちました。JLPT N2試験にしっかりと照準を合わせて対策ができますし、この授業を通して、日本語能力が大きく向上したと思います。
選択授業の中では、佐藤先生の敬語の授業が役に立ちました。東京製菓学校の面接や、アルバイトで活用することができ、さらに良かったです。
今受けている授業の中では、松川先生の日韓通訳の授業が面白くて有意義だと感じています。

東京製菓学校洋菓子本科に合格するまでの道のり

東京ギャラクシー日本語学校の先生たちのうち、卒業後も忘れられないだろうな、と思う先生はいますか?
これまで担任を受け持ってくださった先生たちと、担任以外でも話をよくした先生たちはみんな忘れられないと思います。それでも、その中で選ぶとしたら、進学担当の先生であった中橋(なかはし)先生(she)と、東京製菓学校への進学担当であった会田先生を挙げたいです。
ですが、多くの先生方から激励と応援のメッセージをいただいたため、ほとんどの先生が記憶に長く残ると思います。

東京製菓学校の受験勉強をしながら大変だったり、難しかったことはありますか?また、それらをどうやって克服して合格に至ることができたのか教えてください。
今年は東京製菓学校進学希望者が多く、その分プレッシャーも大きかったです。元々はそんなに難しく考えていなかったのですが、東京製菓学校を希望する学生が実際かなり多いということを知ってからは、もしかしたら落ちる可能性もあると思うようになりました。
そのような中で、指定校推薦選抜試験があり、試験のレベルはJLPT N1レベルとされており、自分には無理だろうと思いつつも、どうしても推薦を受けたいという思いでさらに一生懸命準備しようと努力しました。読解問題に関しては一生懸命準備したおかげで、選抜試験でいい成績を取ることができ、いい結果に繋がったと思います。

日本での留学生活の中で、日本に来て正解だった、良かったと感じたことはありますか?
日本は韓国よりもそれぞれの個性がはっきりしていて、それが服でもデザートでも芸術でも、あらゆる分野に影響を及ぼしていると思います。
それらを通じて、よりたくさんバラエティにとんだものを感じることができますし、美術館やケーキ屋さん、スイーツカフェなども同様に色々と楽しむことができる場所が多いという点が本当にいいなと思います。

様々な日本の専門学校のうち、東京製菓学校を選択した理由について聞かせてください。
評判の高い東京製菓学校で多くのことを得たいと思いました。オープンキャンパスに参加した時には、東京製菓学校の先生たちが本当にいい方々だと感じました。これまで私は他の分野を専攻していたので、出会った先生たちもほとんどがその専攻に関連した方々だったのですが、東京製菓学校でデザートという新しい分野の先生方に出会うことができてよかったです。
そして東京に位置しているので、学校の授業の以外でも様々な場所で製菓に関わる経験をするチャンスが多いだろうと思いましたし、専門別にわかれた授業方式にもひかれました。

専門学校進学のために、日本への留学を準備する人たちに一言アドバイスをお願いします。
政府間の問題で色々と騒がしいですが、日本の文化や芸術、技術などを学びたいのであれば、信念を持って勉強するのがよいと思います。
実際に日本に住んでみて、政府間の問題のせいで遮られてしまっているものも多いと感じています。日本で生活し、勉強をして、仕事をすることになれば、この人たちから何を学ぶことができるのか、どんな考え方を持っているのかなど、きっと新しい視野を持つことができると思います。なので、ぜひ自信を持って準備してほしい、と勧めたいです。

東京製菓学校洋菓子本科に合格するまでの道のり

今後、東京製菓学校で学ぶ上での目標はなんですか。
まずは学校の授業内容をできる限り全て吸収するのが目標ですが、より大きな目標としては、自分のブランドを作ることです。学校で教えてくれることが多い分、そこで私が得られるものは何か、自分だけが作ることができるものは何か考えながら、先生や一緒に学ぶ学生たちとのつながりを通じて、より豊かな経験をしたいです。

東京製菓学校洋菓子本科合格、本当におめでとうございます。
いつも積極的に授業に臨みながら、たゆまず努力してきたBさんが過ごしてきた過程は決して簡単なものではなかったでしょう。着実に<JLPT N3レベルの実力到達→JLPT N2合格→指定校推薦選抜>というように、段階ごとに目標を設定して成し遂げてきたBさんの強い意志は、本当に高く評価できることだと思います。
東京製菓学校への進学を考える人たちにとって、素敵なお手本となってくれました。今までどのように勉強してきたのか、詳しく教えてくれたBさんにもう一度感謝したいと思います。
そして、東京製菓学校の面接を控えたみなさんや、留学の準備をするみなさんにも、良い結果が出ることを願いながら、悔いが残らないよう、最後まで最善を尽くすことを応援しています!