東京ギャラクシー在校生による東京製菓学校パン本科合格インタビュー

東京ギャラクシー在校生による東京製菓学校パン本科合格インタビュー

東京製菓学校入学を目指して、2019年から東京ギャラクシー日本語学校で勉強を始めたKさんが、この度東京製菓学校パン本科に見事合格しました。
出席率100%を維持しただけでなく、授業にも非常に積極的に取り組んできた模範生であるKさんが、東京製菓学校パン本科に合格するまで、日本でどのような留学生活を送ってきたのか詳しく聞かせてくれました!

日本での留学中、東京製菓学校パン本科合格のために、どんな準備をしてきましたか?
合格に一番重要なのが日本語の実力であるという点に留意し、日本語の勉強に専念しました。
東京ギャラクシー日本語学校では、なるべく発表と質問をたくさんしようと努力しました。できるだけたくさん発表をすることで、既に知っている表現はもちろん、知らなかった表現も自分のものにし、身に着けることが重要だと思ったからです。知らない表現と誤った表現は、先生が親切に、また正確に教えてくださったので、さらに効果が高かったと思います。
予習、復習、宿題などの課題があったら、先生に言われた以上のことをしようと頑張りました。
授業が終わった後は、できるだけ日本人とたくさん会話をしようと努力しました。ランゲージエクスチェンジのサイトで日本人の友達を作って、電話で話したり、直接会って生活の中で使う日本語を身につけました。またアルバイトでも、事あるごとに仕事の現場において使う敬語や、日常的な表現を手帳にメモしておいたりもしました。

東京製菓学校パン本科に合格した秘訣はなんですか?
東京ギャラクシー日本語学校で始めて授業を受けた日、クラスメイトたちに比べて自分の実力がかなり低いということに気づき、必死に努力しました。
数学や科学とは異なり、日本語は費やした時間に比例して実力が伸びる科目だと思いました。なので、上の質問で答えた事柄を頑張って実践しました。
もちろん、東京ギャラクシー先生方がいなければ、それも不可能だったと思います。大したことのない質問にも親切に答えてくださいましたし、その場で私が納得できるような答えが出ないときには、次の時間により正確に説明してくださいました。
私だけでなく、東京ギャラクシーの先生たちが一緒に努力してくださったおかげで、東京製菓学校パン本科に合格することができたと思います。

東京ギャラクシー在校生による東京製菓学校パン本科合格インタビュー

東京ギャラクシー日本語学校で日本での留学を始めたきっかけを教えてください。
東京製菓学校のソウル事務所の方が教えてくれた語学学校が東京ギャラクシー日本語学校でした。インターネット上の評価や卒業生のコメントなども良かったので選択しました。

東京ギャラクシー日本語学校で為になった授業はありますか?
必修科目の授業が有益でした。どうしても予習、宿題、試験など勉強しなければならないことが多かったからです。同じテーマについて何度も話して、聞いて、書いて、読むので、その過程で新しく習った単語や表現を自然に身につけることができたのでよかったです。

東京ギャラクシー日本語学校の先生たちのうち、卒業後にも忘れられないだろうと思う先生はいますか?
東京ギャラクシー日本語学校に入学して、最初の授業を担当してくださった井深(いぶか)先生です。最初の担任の先生でもあり、 徹底して準備し、授業がスムーズに進むようにしてくださったのも印象深かったです。学生たちを授業に参加させるのもうまく、本当に親切に教えてくださいました。

東京製菓学校の入試を準備をする中で、大変だったことはなんですか。
東京ギャラクシー日本語学校で色々としっかり対策をし、助けてくださったので、特別に大変だった、という点はありませんでした。

日本での留学生活の中で、日本に来て正解だった、良かったと感じたのはどんなときですか?
東京ギャラクシー日本語学校で色々な国籍の友達に出会えてよかったです。留学前は漠然と他の国の留学生たちもいるだろう、というくらいに思っていたのですが、予想外に大きな収穫でした。様々な国の友人たちと話をしながら、かれらの文化や考え方などを知ることができてよかったです。

東京ギャラクシー在校生による東京製菓学校パン本科合格インタビュー

多くの専門学校の中から、東京製菓学校を選択した理由は何ですか。
韓国で製パンクラスを受講したのですが、そのクラスの先生が東京製菓学校の卒業生で、フランス留学の経験もある方でした。先生が留学するならヨーロッパより、まず日本に行って学んだ方がよいとアドバイスしてくださったこと、また学校は東京製菓学校がよいと勧めてくださったので、悩むことなく東京製菓学校を選択しました。東京ギャラクシー日本語学校で勉強しながら他の専門学校にも見学しに行きましたが、広く浅く学ぶよりも、一つのことを深く学べる東京製菓学校の教育環境がよさそうだと思いましたし、製パンクラスの先生のアドバイスもあったので、選択を変えませんでした。

専門学校進学のために日本への留学を準備している学生たちにアドバイスをお願いします。
安くはない金銭的負担と、大切な時間をかけてする留学ですから、がむしゃらにやったらいいなと思います。「日本に留学でもしてみようかな」という程度の姿勢では失敗します。外国で暮らしてみると、思わぬところで問題が発生し、心も体もしんどくなる時がしばしばあります。そんな時期に気持ちが揺らいだり、崩れないようにするためには、明確な目標意識と共に、それを成し遂げようとする積極性が必要だと思います。
また、日本語の勉強をある程度してから日本に来ることをおすすめします。私が後悔していることの一つが、日本語の勉強をあまりしていない状態で日本に来たということなので、この文章を読んでいるみなさんは、私と同じ過ちを繰り返さないようにしてほしいです。私が思うには、日本に来る前に漢字検定試験3級、JLPT日本語能力試験N2級合格レベルの実力を持っていれば、バイトもしながら、日本での生活をより充実してやりがいあるものとして送ることが確実にできるでしょう。

2020年4月から東京製菓学校パン本科ではどんなことを目標に勉強したいですか。
現場で働きながら、常に足りないと感じる製パンの基礎理論と知識、そして基本的な技術をしっかり身につけたいです。そして東京製菓学校の授業スタイル、内容や進行方式などを含めた教授法も習得したいと思っています。そして、韓国に帰って機会があれば、それを応用してパン教室をやってみたいです。
日本語の勉強もしっかり続けて、帰国してから日本のパンやお菓子関連の書籍を翻訳する仕事もしてみたいです。

Kさんが東京ギャラクシー日本語学校で勉強を始めた当時、日本語の実力は中級前半レベルでした。そして、そこから9ヵ月後にはJLPT N1級合格レベルに到達したわけですが、このインタビューを通して、やはりそれだけ努力したんだなと感じました。
自ら率先して何にでも熱心に取り組んだKさん。努力すれば報われるということのお手本になってくださり、本当にありがとうございます。これからもずっと目標を着実に成し遂げていくことことができるよう、いつも応援しています!