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日本留学推薦入試合格体験記

日本留学 東京製菓学校合格体験記

先日、東京製菓学校の推薦入試に挑戦した東京ギャラクシー日本語学校の在学生が、全員無事に合格通知を受け取りました。
今年から東京製菓学校では面接だけでなく作文試験も追加されたため、最後まで緊張を緩めることができなかった分、合格の喜びもひとしおだったそうです。
今日は、2018年4月に東京ギャラクシー日本語学校で日本での留学を始めた金ㅇㅇ学生の合格体験記を紹介します。

東京製菓学校合格体験記

東京ギャラクシー日本語学校で日本留学を始めた後、東京製菓学校に合格するためにどんな準備をしましたか?
2019年度4月入学が目標だったので、学校の授業に専念しました。

東京製菓学校に合格した秘訣はなんでしょうか。
学校の授業に集中するように努力し、留学前から製菓の勉強と今後の進路について明確な目標を立てておいたことがよかったのだと思います。

東京ギャラクシー日本語学校に入学したきっかけを教えてください。
東京製菓学校に進学することが目標だったので、推薦入学が可能な語学学校を捜しました。その中で東京ギャラクシー日本語学校の情報が最も多く、東京製菓学校への進学率も高いと判断し、留学を決心しました。

東京ギャラクシーで勉強する中で役に立ったと感じる授業はありましたか?
入学してすぐに割り振られたI-1クラスでの授業が最も有益でした。
韓国でもJLPTの勉強をしていたので、思ったよりも低いクラスに割り振られてがっかりもしましたが、基礎文法からしっかりと固めることができるチャンスとなり、結果的に良い機会になったと思います。

記憶に長く残りそうな東京ギャラクシー日本語学校の先生はいますか。
すべての学期の担任の先生が記憶に残りますが、東京製菓学校の進学を指導してくださった西入先生を忘れることはできないと思います。
作文試験から模擬面接まで、いつも親切に指導してくださり、試験当日も応援のメッセージを送ってくださって大きな励みになりました。

東京製菓学校の入試準備は決して簡単ではなかったと思いますが、どのようにして無事に合格することができたと思いますか?
今年、東京製菓学校の試験制度が変わって慌てましたが、東京製菓学校の入試説明会に参加し、変更された事柄について正しく理解することができました。また、東京ギャラクシー日本語学校で進学担当の先生と面談を通じてしっかりと準備したことで無事に合格することができました。

東京製菓学校合格体験記

日本留学中に日本に来たのは正解だったと感じた時はありましたか?また、それをどんな時に感じたのか教えてください。
やはり受験の準備をしながら一番強く感じました。
韓国での日本語の勉強はJLPT、EJUのような試験のための勉強でした。会話はもちろん、作文も留学に来なければ身に付けるのが難しい部分だと思います。
東京ギャラクシー日本語学校では毎週原稿用紙で作文を練習し、日本人が使用する自然な語彙を学ぶことができるように指導してくれるので、韓国で準備するよりも、より早く、楽に日本語を学ぶことができ、日本留学を決めたことについて大変満足しています。

東京製菓学校に入学することを決めた理由はなんですか?
韓国にいる間は、最も有名な製菓学校の一つであるという理由でしたが、日本留学中、複数の製菓専門学校で行われた体験入学を通じて、東京製菓学校に入学しなければならないという確信を持ちました。
ひとまず、製菓技術を学ぶことが最も大きな目標であるため、他の学校と比較して実習時間がはるかに多いということと、校内の実習環境が現場と似ているという点、そして韓国人卒業生が多く、帰国後も先輩たちからアドバイスを受けることができるのではないかと考え、東京製菓学校を選択しました。

東京製菓学校合格体験記

日本の専門学校に進学することを考え、日本への留学を悩んでいる後輩たちにアドバイスを一言お願いします。
韓国でも入試の準備をすることはできますが、日本での進学を目標にするならば、語学学校に通いながら、あらかじめ日本での生活に適応し、より効果的な入試準備ができるので、日本での語学研修をおすすめしたいです。

今後の抱負について聞かせてください。
今後、洋菓子専門店を開くことが目標なので、韓国よりも進んでいる日本のデザート文化を使い、韓国でも老若男女誰でもデザートを楽しむことができるよう、技術だけでなく、社会、文化的なものも勉強しようと思います。

目標達成に向けて誠実に留学生活を送ってきた金ㅇㅇ学生の東京製菓学校合格体験記はここまでです。東京製菓学校進学、本当におめでとうございます。長い間合格を願い、多くの準備をしてきた分、東京製菓学校での留学生活も有益で、楽しく過ごせるよう願っています。合格体験記、ありがとうございます。 🙂

東京・高尾山で作った忘れられない秋の思い出

10月26日土曜日、東京ギャラクシー日本語学校の学生と先生、そして慶応大学の学生たちが高尾山に行ってきました!
前日には東京にたくさん雨が降り、登山に行けるかどうか心配でしたが、幸いなことに土曜日はとてもよい天気となりました。
朝早くから新宿駅に集まり、45分ほど電車に乗って高尾山駅に向かいました。
東京も都市としては木がたくさん生えている方ですが、やっぱり山の中の空気は格別でした! 久しぶりに森の香りを満喫することができて本当に幸せでした。
早い時間から動いたおかげか、心もひときわ爽やかでした。それに、いろんな友達と一緒に山に登ることができて、ひたすら楽しい時間でした。

東京・高尾山
東京・高尾山

高尾山の頂上に向かう道の途中に、歴史が1200年を超える薬王院というお寺があるのですが、歴史の跡がどれほど大きな感動を与えるかということを改めて感じました。
この円をくぐると願い事が叶うというので、先を争ってくぐり、たくさん記念写真も撮りました。
私たちは大きな夢を持っているからこそ、叶えたいことがたくさんあります。 🙂
山の中ですが、日本の趣を感じられるものも多く、薬王院で思ってもみなかった楽しみを見つけることができました。
わあ~!やっと高尾山の頂上にたどり着きました。
天気がとても良かったので、遠く富士山まで鮮明に見ることができました。反対側には六本木をはじめ、東京都心の風景も見えました。
それほど険しい山でもなく、平野として有名な東京にあるにもかかわらず、とても素敵な景色を堪能できる高尾山の魅力を心の底から味わうことができました!
友達や先生たちと一緒に頑張ったことも、澄んだ空気をたっぷり吸ったことも、忘れられない秋の思い出になることでしょう。
東京での留学中に、ここにまた来ようと決めました。

東京・高尾山
東京・高尾山

特に今のような秋の季節にはどんなことがあってもまた高尾山に登ろうと決心しました!
交流会で仲良くなった東京ギャラクシー日本語学校、慶応大学の学生たちとも良い思い出を作り、いつもと違う経験を通して日本の生活をもっと楽しもうと心に決めるような一日でした。

東京・高尾山
東京・高尾山

日本での就職内定をもらった卒業生の体験談

母国での社会人経験後、東京ギャラクシー日本語学校での留学を通して日本での就職を勝ち取った卒業生の体験談を紹介します。ギャラクシーは中級前半レベル(N3所持)からのスタートだったコウさんは、1年間の語学研修を経て、日本での就職内定が決まりました。後半の6ヶ月間はビジネス日本語クラスで学習し、1年間の出席率もほぼ100%でした。

●自己紹介をお願いします。
(東京ギャラクシー日本語学校への留学前は)母国で大学院を卒業し、その後4年間仕事をしていました。そして今年(2019)2月に幸運にも日本の会社(エネルギー、バッテリー技術、研究開発)に内定が決まりました。

●なぜ日本で就職をしようと考えましたか?
以前の仕事は研究開発で、多くの日本企業と関わる機会があり、どんな材料の開発または製造技術においても、日本は私たちが学習できる価値があることが分かりました。そこで、日本語を勉強し、日本人の専門職の方と会話ができるようになりたいと思うようになりました。
自分の技術と知識を発揮し、会社に貢献し、必要な時には中国語で対応できる、国際的な人材になりたいと思っています。

日本での就職内定をもらった卒業生の体験談

●就職活動で苦労したことは何ですか。
日本企業を目標とするのであれば、履歴書、面接やレターはもちろん日本語ですから、準備の段階では非常に苦労をします。面接で使う日本語表現は、力の限り反復して練習することが必要です。

●ギャラクシーのビジネスクラスの就職指導はどうでしたか?
柿原先生のご指導にはとても感謝しています。先生は面接練習などで注意すべき場所をご指導くださりました。また、時間を見つけては会話練習をしてくださり、面接テクニックにとても役立ちました。

●ビジネスクラスの勉強で役に立ったこと、これからの社会人生活で役立つと思うことは何ですか。
様々なビジネスシーンにおいてのシミュレーション会話です。自分が社員になり、正確に仕事の情況を判断し、的確な対応をする。これは日本の企業に溶け込むのに非常に役立ちます。

●ビジネスクラスでは、外部の先生を招いて特別授業(マナー講座・コミュニケーション研修など)をすることがあります。その中で、特別印象に残っていることや、役立ったことはありますか?
コミュニケーション研修では、向かい合ってボールを投げながら行うゲームをしました。相手の行動を見ながら、相手が話す内容を聞き取らなければなりません。この簡単なゲームの中で、コミュニケーションの大事な要素を勉強できたように思います。

日本での就職内定をもらった卒業生の体験談

●学校で勉強したこと以外で、自分から考え、行動したことはなんですか。
自分の日本語会話能力の不足については、授業後にラーメン屋でアルバイトをして、日本人との会話の機会を増やし、会話とリスニングの練習をしました。

●あなたにとってビジネスクラスは、どんなクラスでしたか?
ビジネス日本語クラスの内容は豊富です。職場でのシミュレーション会話、敬語、ビジネスレター、就職指導など、全てを身に付けるのは難しいと思いますが、初めの基礎を学習、経験を増やせます。また、ビジネス日本語クラスで知り合った、同じ日本で就職したいという目標を持つ、たくさんの友達と知り合い、一緒に勉強し、一緒に成長することができました。

●後輩学生に向けてアドバイス・メッセージをお願いします。
もし、日本で就職の計画があるのなら、早めに行動したほうが良いと思います。面接対策には長い時間がかかります。少しでも早く就職指導の先生と話し合い、十分に練習し、準備をしてください。

これから日本での就職を考えている留学生のみなさん(留学準備中のみなさん)、ぜひ参考にしてください。

システムエンジニアとして就職した卒業生の日本留学インタビュー

韓国で社会人生活をした後に、日本での留学を通じて新しい挑戦を始めた卒業生の話をお伝えします。東京ギャラクシー日本語学校で日本語を基礎からしっかり学んだ卒業生の申○○さん。留学開始前から目標としていた日本での就職を見事に果たしました!これまで学んできた日本語と日本文化を、今後価値あるものとして活用していく申○○さんに、システムエンジニアとして就職するに至るまでの留学のプロセスなどについてインタビューをお願いしました。

日本での就職、おめでとうございます。就職できた秘訣はなにかありますか?
運良く就職できたタイプだと思います。就職難が深刻な韓国で履歴書の作成や面接をたくさん受けた経験が日本でも役立ちましたし、大企業に志願したわけではなかったので、競争率でも有利な方だったと思います。また、色々な職種の会社に履歴書を出すのではなく、IT企業だけを狙ったので、履歴書の作成や面接の準備において、様々な時間的エネルギーの無駄を減らすことができました。

東京ギャラクシー日本語学校に入学したきっかけを教えてください。
韓国での社会人生活に嫌気がさして逃避するように海外留学先を探しました。友人が東京ギャラクシー卒業後に日本の大学で大学生活をしていたので、友人の推薦を受けて東京ギャラクシー日本語学校のソウル事務所に行き相談した後、すぐ入学を決めました。他のところは探しませんでした。当時、会社の仕事が忙しくて他のところに相談に行く時間がなかったという理由もありますが、相談した際に信頼できるという印象を受けたので、悩まずに決めました。

システムエンジニアとして就職した卒業生の日本留学インタビュー

東京ギャラクシー日本語学校でどの授業が役立ちましたか。
敬語の授業です。普段、敬語を使うことがなかったので口をついて出るということがなかったのですが、敬語の授業を受けたおかげで、難しい敬語に少しでも親しむことができたと思います。

東京ギャラクシー先生の中で、忘れることのできない先生はいますか。
指田先生です。担任の先生だったのですが、学生たちはみんな先生のことが大好きで、慕っていました。週5日、毎日準備をして授業をするのは大変で、お疲れになるときもあるはずですが、いつも明るい姿で誠実に授業に臨んでくださり、学生たちとコミュニケーションをする時も、先生特有の自然なユーモアがにじみ出ていて良かったです。

ビジネス日本語クラスの活動の中で、何か役に立ったことはありますか。
私は一つひとつの活動というよりも、教科書の進度に合わせた基本授業が一番良かったと思います。会社に入社したときに自己紹介をすることから、電話に出る時、電話をかける時、クレームが入った時などなど社会人生活の「日常」でぶつかるであろう状況に対し、ふさわしい日本語を学び、適切な対応をイメージトレーニングできたからです。
作文の授業も役に立ちました。日本でメールのやり取りをするときに使う文語体と敬語、特有のフォーマットに慣れることができたからです。実際に、授業で学んだことを応用し、内定の出た会社の担当者とメールで連絡を取り合う時に使ってみたりもしました。

まだ韓国で日への就職を悩んでいる方々に伝えたいことはありますか?
韓国より日本での就職が簡単だ、日本で社会人生活するほうがいいと断定的に言うことはできません。確実に長所・短所があり、人によって合う・合わないがかなり異なるからです。給与的な部分においても最近はあまり大きな差はなく、むしろ私は韓国にいたときよりも少ない給与をもらって働く予定だからです。私のような大義名分(?)をもたず、一生のうちに外国語を一つ勉強したいと思っていて、それが外国での就職に繋がれば嬉しいし、そうならなくても「まぁ、仕方ない、大丈夫だ」と思うように自ら努力して(?)、外国語を一つ学ぶこと、外国での生活を主体的にやってみることに意義を置きつつ、それでも基本的な誠実さと積極性、礼儀を備えた方なら、日本での就職に挑戦することをおすすめします。
私が感じたのは、日本は大企業から中小企業まで本当にたくさんの会社があり、思ったより開かれているということです。もちろん私がトップクラスの企業に入ったわけではなく、また、まだ会社の内部まで深く入ったわけでもないので詳しいことは分かりませんが、確かに入社するハードルは韓国より低いと思います。韓国で大学を卒業し、国語国文学科を卒業した文系でIT側の経歴が全くない私が、IT企業から教育を受けながらシステムエンジニアとして働ける機会を得たことを見ても、そう思います。

システムエンジニアとして就職した卒業生の日本留学インタビュー

ビジネス日本語クラスを通して日本での就職に向けて準備している東京ギャラクシーの後輩たちに、アドバイスをお願いします。
特にIT関係で就職を考えている方、日本の大企業·中堅企業に就職したい方は、SPIの勉強をあらかじめ少しずつしておいてください。韓国で企業の適性テストの勉強をしたことがある人は、数学のような場合は韓国の設問より易しいので問題ないと思いますが、日本語問題、日本文化及び歴史に対する問題は前もって勉強しておかないと全然分からないからです。そのため私は何度か挑戦した後、採用選考にSPI試験がない会社を選ぶことになりました。結局内定まで受け取ることができたので良かったですが、それでもSPIの準備ができていれば就職活動の際にもう少し優位に立てたのでは、と残念に思っています。

様々な目的で日本への留学を準備している方々に非常に役立つ内容だと思います。就業ビザの取得などで忙しいにもかかわらず、心をこめてインタビューに応えてくれた申○○さんにもう一度感謝します。申○○さんの熱情と根気、誠実さをよく知っていますので、システムエンジニアとしての新しい人生も上手く切り抜けていくと信じています。日本での就職、おめでとうございます。

東京製菓学校に在学中の学生の日本留学生活インタビュー

東京ギャラクシー日本語学校で日本語を学び、昨年優秀な成績で東京製菓学校洋菓子本科に入学した洪○○さんが、この1年間、どんな留学生活を送ってきたのかインタビューに答えてくれました。
東京製菓学校での留学生活をリアルに感じることのできる貴重な話は必見です。

1.東京製菓学校での勉強は、日本語学校とどんな違いがありますか。
日本語学校では、教科書に出てくる単語や文章を一つ一つしっかり学びましたが、東京製菓学校では実用的な日本語と製菓用語を学んでいます。
日本人学生たちと一緒に授業を聞いていると、日本語のイントネーションや会話の力がずいぶん伸びて、実際に日本人がよく使う表現も覚えてきました。
また、東京製菓学校に入学する前には「混ぜる」という単語しか知らなかったのですが、今は「かき混ぜる」「すり混ぜる」「混合する」「かくはんする」など、はるかに繊細な表現を知るようになりました。食感を表現する方法も学び、専門学校らしく深く学ぶことができるところがやっぱり違うと思います。
日本語学校で、日本語の単語と文章力をしっかりと固めておいたたおかげで、専門学校での留学生活にとても役立っています。また、日本語学校で勉強しているときに先生たちによく質問したのですが、その時に身に着いた習慣が東京製菓学校でも続いていて、今も先生に思いっきり質問しています。質問する習慣がなかったら、知らない状態のままにしてしまうことが多かったと思います。

東京製菓学校に在学中の学生の日本留学生活インタビュー

2.東京製菓学校での留学生活はどんな様子ですか?
東京製菓学校の授業は、午前8時30分から午後4時30分までです。実演授業がある日は一番前に座るために午前7時20分までに学校に行きます。また一人で練習したい時も早く登校します。このような日は朝5時に起きます。
授業が終わった後は家に帰り、その日に学んだレシピを整理します。写真も印刷して、念入りに丁寧に整理してみると、軽く夜10時を過ぎることもあります。製菓にすっかりはまって暮らす日々です。レシピの整理がとても大変でしたが、先生が成績表に「レシピ整理をしっかり行った」と評価していただいたときはとても嬉しかったです。

3.韓国でもデザートを作ったりしたと思いますが、その時の経験と東京製菓学校の授業の違いはなんですか。
韓国では、インターネットや本を読んで家でデザートを作ったりしました。特に高校の時は中間テストや期末テストが終わった日に材料を多く買い、明け方まで作っていました。作る過程は本当に楽しかったですが、やはり技術がなかったので味はいまいちでした。
東京製菓学校では、生クリームの混ぜ方や、どの程度まで混ぜればケーキがおいしくなるのかということを学びました。さらに、学校が提供してくれるレシピは全般的にすごくおいしいです。特にタルトのレシピが最高です。
東京製菓学校は実習が多いだけに授業中にすごい量の材料を使うのですが、授業料が高い理由はまさにここにあるのではと思うほどです。

4.東京製菓学校に通って良かった点は何ですか。
東京製菓学校の学生であることに誇りを感じることがときどきあります。韓国から東京製菓学校へ製菓研修のためにたくさんの人が来るのですが、その時に東京製菓学校の実習服を着ている自分が誇らしく感じられます。またフランスのお菓子でもアジア人の口に合う日本らしいレシピで作り方を学んでいるということにもかなり満足しています。

東京製菓学校に在学中の学生の日本留学生活インタビュー

5.反対に大変なこともあると思いますが・・・。
体力的に大変ですね。午前8時30分から午後4時30分までずっと実習をする日もあるのですが、この日はかなりしんどいです。
日本語で専門知識(会計、栄養など)を学ぶのも大変ですが、幸い今はかなり慣れてきました。一人でレシピを整理することで自然に製菓の専門用語を勉強することができるのですが、授業を聞いた後で自分でメモしないと頭の中には残らないですね。卒業後には自分だけのレシピの本が完成すると思います。

6.東京製菓学校に入学することを目指している人に伝えたいことはありますか。
もともと東京ギャラクシー日本語学校には1年間通う予定だったのですが、入学後に父に頼んで合計2年通いました。その理由は、専門学校で教わる内容を100%消化したいと思ったからです。
今考えると、語学学校に2年という時間を投資して本当によかったと思います。東京製菓学校の入学要綱にある基本条件に合わせて、6ヵ月だけ語学研修をする人たちが少なくないようですが、入学は可能であったとしても、授業についていくのは本当に大変だと思います。そうなると興味を失ってしまい、頻繁に欠席してしまう可能性あるので、日本語だけは、東京製菓学校入学前に充分に勉強してきてほしいです。

7.もうすぐ2年生になりますが、今年度はどうやって過ごそうと思っているのか教えてください。
一生懸命学校の授業を受け、インターンも行い、希望する製菓店でアルバイトもしたいです。また、レシピの整理も最後までがんばりたいと思います。
1年生の時は、試験を受ける時に満点を取ることを目標にして準備しましたが、この先日本にいる時間が約1年しかないので、試験勉強だけでなく、東京の製菓店ツアーも熱心にして、私だけのポートフォリオを完成させようと思います。試験にだけ集中するのではなく、くまなく東京のデザートめぐりをする余裕も持ちたいです。

東京製菓学校に在学中の学生の日本留学生活インタビュー

8.おすすめの東京のデザートカフェを教えてください。
青山にあるピエール・エルメ!ピスタチオマカロンがおいしいし、プレーティングもきれいです。また代々木上原にあるAsterisqueのケーキも美味しいです。

東京ギャラクシー日本語学校に通う時も、努力する姿がどんなに美しいのかを見せてくれた洪さん。東京製菓学校に進学した後、この努力がより一層レベルアップしたことが感じられました。期末試験を控えた時期にもかかわらず、貴重な時間を使ってくださりありがとうございました。
2年生になってもしっかり学んで技術も身に着け、日本での留学生活を満喫することを願っています。目標も全て実現できますように!この1年も充実した時間を過ごすことができるよう願っています。
洪さんの個性にあふれた素敵なケーキ屋さんを紹介できる日が来ることを指折り数えて待っています。