日本語学校への留学準備をする前に知っておきたい3つのこと

日本語学校への留学準備をする前に知っておきたい3つのこと

日本留学に興味があり、留学について調べている人は、日本の大学や大学院、専門学校に行きたい、日本で就職がしたいという漠然とした目標を持っている人もいるかと思います。そして、日本の大学や専門学校に進学したり就職したりするためには、自国で準備するよりも日本にある日本語学校で勉強する方が時間を効率的に使えて、しっかりと勉強ができるのではないかと考えている人もいると思います。色々な情報を集めて、日本語学校への留学を真剣に考えている皆さんが、少しでもより良い決断ができるよう、あらかじめ念頭に置いておくと良い点を3つ紹介します。

出席率
日本語学校、日本の専門学校、大学では、外国人留学生の出席率を記録します。記録された出席率は、留学ビザを管理する日本の出入国在留管理局に提出することになっています。日本語学校の出席率は、日本語学校に在籍しているときだけではなく卒業後も様々な場面で必要になる重要な記録です。
例えば、日本語学校で勉強をした後、日本の大学に入学をするという場合で考えてみましょう。日本語学校に入学したときの留学ビザの期間が、大学入学時に残っている場合、大学でもそのビザを使うことができますが、途中で留学ビザの更新申請をする必要があります。その際、出入国在留管理局に提出する書類項目に日本語学校の出席・成績証明書が含まれています。また、日本の大学の成績証明書も提出しなければなりません。この時、どちらか一方、あるいは両方の出席率が良くないと、大学卒業までの年数に関わらずビザの期間が短く更新されたり、更新が許可されず帰国しなければならないという場合もあります。
日本の専門学校、大学、大学院に願書を提出する際にも、日本語学校の出席・成績証明書を提出します。日本の専門学校は、日本語学校での出席率が80%以下の学生の書類は一切受け付けないというケースもあります。日本の大学や大学院では、願書自体は受け付けても、面接のときに「どうして出席率が低いのか」と質問をすることが多々あります。
日本語学校に通い真面目に勉強する学生たちは、日本語のレベルもどんどん上がり、重要な情報を聞き逃すこともないため、限られた時間の中で目標を達成していきます。出席率が高く普段から授業にも積極的に参加している学生は、日本語学校と指定校協定を結んでいる専門学校や大学に出願する際、指定校推薦入試制度を利用することもできます。
日本語学校に通う前に、毎日真面目に学校に通いしっかりと授業を聞くことができるのか、自分自身と向き合ってみる必要があります。

日本語学校への留学準備をする前に知っておきたい3つのこと

日本でのみ受けることができるカリキュラム
日本には多くの日本語学校があります。その中で、日本語学校ごとにカリキュラムが異なるため、学校を選択する際にはカリキュラムを細かくチェックする必要があります。その学校が、自国でも十分に学べる内容だけを扱っているのか、あるいは自国では学ぶことができない事を扱っているのかをみれば、日本語学校にも多くの違いがあるということを感じられると思います。これは学校ごとに教育理念や運営方針が異なるため、授業のカリキュラムも様々だと考えられます。
東京ギャラクシー日本語学校は、留学生の日本語力向上及び目標達成を最優先に考えているため、日本語学校で初めて選択科目カリキュラム、ビジネス日本語クラス、速習クラス、アカデミック日本語クラス、文化コミュニケーションクラス、会話で学ぶ中級日本語クラスを開設しました。現場で授業をしながら、学生が望む授業や学生の日本語力向上のパターンを具体的に把握した東京ギャラクシーの教師陣が研究を重ねた上で作られた授業であるため、在校生および卒業生たちから高い評価を受けています。
各日本語学校のカリキュラムを詳しくチェックして、自分の目標に合った授業を行う学校なのか、必ず事前に確認してみてくださいね。

進学、就職指導
日本語学校ごとに授業のカリキュラムも異なりますが、進学指導や就職指導に関するプログラムも学校によって異なります。
例えば、日本の専門学校進学を目標にして日本語学校に入学したものの、勉強していくうちに、目標が日本の大学進学に変わる事例や、日本の大学院進学を目標にしていたけれど、専門学校進学または日本での就職に計画を変更する事例もあります。このような時に備えて、それぞれの日本語学校に日本の専門学校、大学、大学院進学対策プログラムが設けられているか、あるいは就職支援プログラムがあるのかという点も、前もって知っておくと良い点でしょう。進学指導の先生、就職指導の先生と一緒に準備をすれば、限られた時間を有効的に使うことができ、目標達成に近づきますね。また、このような環境が整っている日本語学校なら、在校生や卒業生たちの進路事例についても知ることができ、情報収集にも大きく役立つでしょう。

日本で達成したい目標を立てて日本留学を決心し、日本語学校を検討するときには必ず出席率やカリキュラム、そして進学や就職指導プログラムのことを念頭に置いて調べてみてくださいね。 日本語学校で過ごす時間は、一生に一度だけ与えられるチャンスです。この大切な時をどのように過ごすか、その学校で自分の未来をどう描いていくかを考え、勇気を出して挑戦してみてくださいね!