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日本での留学生活と速習クラスについてのインタビュー

東京ギャラクシー日本語学校の速習クラスで、2021年1月から6ヶ月間、一生懸命勉強してきたキムさんに、日本での生活や速習クラスについてのインタビューをしました。

速習クラスを受ける前と比較して、現在の日本語レベルがどのように変わったと感じますか?
日本に来たばかりの頃は、ひらがなしか知らないレベルでした。入国後の隔離期間中にひらがなとカタカナを覚えて、文法の基礎も地道に勉強しました。速習クラスの授業を受けながら日本で生活する中で、お店に行ったり、友達と会話をしたりするときに日本語を使わなければならないので、文法をより熱心に勉強するようになりました。看板を見て分からない単語があれば辞書を引いて調べたりもしました。日本で生活する中で、自然に日本語力がぐっと伸びたと思います。

速習クラスで勉強してよかったことは何ですか?
速習クラスは、一般のクラスに比べて教材が2冊多いのですが、1つは読解、もう1つは単語の教材です。読解は毎日1ページずつ解かなければならず、漢字のテストも毎日あり、他のクラスよりもたくさん勉強しなければならない環境だったのがよかったです。また、定期テストも一般のクラスより多くあるので、復習するチャンスが多く与えられていたという点もよかったです。

反対に、速習クラスでの勉強で大変だったことは何ですか?
日本に来て初めて受けた冬学期の授業のときは、文法の勉強について行くのが大変でした。当時、授業でJLPT N4~N3の文法を扱っていたのですが、母国でもちゃんと勉強をしていたら授業についていくことは難しくなかったと思いますが、勉強せずに日本に来たので、文法を学びながら同時に漢字も覚えなければならず、さらに読解もしなければならなくてかなり大変でした。

日本での留学生活と速習クラスについてのインタビュー

感謝したい先生はいますか?
春学期のとき、最初は試験の点数が不足して速習クラスに入ることができなくなりそうだったのですが、再試験を受けて入ることができました。そのときに会田先生と熊崎先生と面談をしたのですが、本当に学生のことを考えてアドバイスしてくださったことが、とてもありがたかったです。

これからの目標について教えてください。
7月にあるJLPT N2級の試験に合格、さらに今年の12月にはJLPT N1級の試験に合格したいです。また、貿易関連会社に就職したいです。

日本での生活はどうですか?実際に日本に来てよかったことを教えてください。また生活パターンについても知りたいです。
日本に来て感じるのは、日本のコンビニなどサービス業種で働く人たちの接客が、私の母国である韓国に比べてかなり丁寧だということです。正社員ではなく、アルバイトの人たちもそうですね。仕事も本当に一生懸命やっているように感じます。また、日本の人たちは、韓国よりも独立性が強いような気がします。韓国人が情に厚いとすれば、個人差はあるものの、日本人は西洋のように個々人の生活を重要視し、お互いを尊重する面があるようです。
日本に来てよかったのは、100円で食べられる寿司屋があるところ!韓国より安くておいしい寿司を食べられるのでいいですね。
生活パターンとしては、平日は学校で勉強をした後にアニメを見たり、日本人の友人と話しながら過ごし、週末には東京でまだ行ったことのない場所に行ったりしています。

日本での留学生活と速習クラスについてのインタビュー

東京ギャラクシー日本語学校に入学したきっかけは何ですか?
最初はインターネットで東京だけでなく、大阪など色々な地域の日本語学校をくまなく調べました。その結果、東京ギャラクシー日本語学校は他の日本語学校と違って、一般クラス、ビジネス日本語クラスだけでなく、速習クラスがあるというのを知りました。速習クラスは授業の進度が一般クラスに比べて約二倍も早いという点に惹かれて入学相談をしたのですが、そのときの印象がよかったので入学を決めました。

東京ギャラクシーの速習クラスで勉強したいと思っている人たちにアドバイスをお願いします。
私は日本に来て初めて受けた冬学期に苦労をしたので・・・これから留学を準備する方には、ある程度日本語を勉強して日本に来ることをおすすめします。文法をある程度勉強してから来れば、速習クラスの授業にもついていくことができると思います。
東京ギャラクシー日本語学校には中国、台湾、香港から来ている中華圏の学生たちもいますが、彼らは幼い時から漢字を勉強してきているので、漢字テストの点数が高く、読解の速度ももちろん早いです。でも、あまり気にしなくても大丈夫です。時間が経てば、似たり寄ったりになってきますよ。また、日本に来たら普段から好奇心を持って生活すると良いでしょう。電車の駅の名前の漢字を見ながら「同じ漢字でも読み方がこんなに違うのか」と思いながら注意深く見たり、飲食店の看板の名前を見ながら「この漢字、こんな風にも読めるのか」と、関心と好奇心を持って見ると、日本語を早く覚えることができると思います。

日本での生活と日本語の勉強について詳しく話してくれたキムさん、ありがとうございました。速習クラスに入りたい!という思いが強い分、緊張しながらレベルテストに臨んだことが昨日のことのように感じられますが、あっという間に速習クラスの過程を終えることができましたね。
これまで日本での生活に馴染むために努力し、そして一生懸命勉強をしてきて、本当に忙しい時間を過ごしてきましたね、お疲れ様でした。これからも目標が達成できるよう、心から応援しています!

東京ギャラクシー速習日本語クラスを希望するみなさんへ

2020年1月、あるいは2020年4月から東京ギャラクシー日本語学校に入学し、速習クラスで勉強することを希望するみなさんのために、留学する前にあらかじめ勉強しておくとよいことについてご案内します。
速習クラスは、進学や就職などの目的を短期間で達成するために、日本語の初級・中級段階をより早く、かつ確実に身につけることができる東京ギャラクシー日本語学校だけの特別なクラスです。
速習クラスに入ると、N4レベルの学生が半年後にはN2レベルに、1年後にはN1レベルに到達することが可能です。日本で過ごす留学期間を効率的に送ることができるだけに、非常に人気があり、競争率も高いです。計画通りに速習クラスで勉強できるように、日本に行く前からあらかじめ準備しておくべき点をもう一度おさらいしておきましょう。

1月 速習クラスの流れ

2020年1月開講速習クラス
1月に開講する速習クラスに入るためには、JLPT N5に合格できる程度の実力を持っていなければいけません。ただし、JLPT N5試験をあらかじめ受験する必要はありません。東京ギャラクシー日本語学校で入学式の前日に学校独自のレベルテストを実施します。
N5に合格するには、ひらがな・カタカナはもちろん、漢字も100字ぐらい覚えておくといです。また、基本的な語彙を覚え、生活でよく出会う場面での日常会話、日本人との簡単なやり取りはできるように、話す練習もしておく必要があります。

2020年4月開講速習クラス
4月の速習クラスは、1月から始まった速習クラスと別個に開講されるのではなく、1月クラスに編入する形で開講されます。ですから、4月に入学した学生の場合、1月から速習クラスで先に勉強を始めた学生たちと同等の日本語の実力を備えておかなければなりません。
4月速習クラスの入学に必要な日本語実力はJLPT N3合格レベルです。
JLPT N3は日常会話が可能なレベルで、複雑ではない情報を理解し、表現することのできる段階です。
JLPT N5に比べて、語彙数が明らかに増え、短い読解問題も読んで理解しなければならないため、単語を頑張って覚えておく必要があります。
基本的な日本語の語彙と文法を少しずつ勉強し、余裕があればJLPTの参考書を用いて練習問題を解きながら、自分の実力を確認してみてください。
よい刺激になって、もう一度頭の中を整理し、覚え直すきっかけにもなりそうです。

東京ギャラクシー速習日本語クラス

東京ギャラクシー速習日本語クラス

これに加えて、自分の趣味や興味のある分野を通して生きた日本語に接すると、さらに日本語を楽しく勉強することができます。ドラマ、映画、漫画、You Tubeなどを通じて、実際の日本人が使用する日本語にたくさん接してみてください。

(2020年1月学期の入学はもう直前)2020年4月学期の入学までは約3ヵ月を残すところとなりました。留学前の時間も有用に活用してください。計画通りに、東京ギャラクシー日本語学校の速習クラスで、充実した2020年を送れるように願っています。