韓国でパティシエとして働いている中、製菓についてより深く勉強しようと決意し、東京ギャラクシー日本語学校で日本留学をスタートさせたコンさんが、目標としていた東京製菓学校 洋菓子本科に見事合格しました。
いつも真面目に授業に取り組み、地道に日本語の実力を伸ばしてきたコンさんに、これまでどのような留学生活を送ってきたのか、東京製菓学校に合格した秘訣などインタビューをしました。
東京製菓学校 洋菓子本科に合格した秘訣を教えてください。
東京ギャラクシー日本語学校の速習クラスA,BでJLPT N2級合格を目標に勉強してきました。速習クラスを終えた後は、選択科目のカリキュラムを利用して作文や会話の実力を伸ばすことができたので、そのお陰だと思います。また、東京製菓学校のオープンキャンパスのイベントには5つほど参加しました。
東京製菓学校に入学しようと決めた理由は何ですか?
韓国にいるときから、評判が良いと聞いたことがあり、実際にオープンキャンパスに参加して先生方の指導方法がとても良いと感じました。フランス製菓をたくさん扱う点も気に入り、東京製菓学校に進学することを決めました。
東京ギャラクシー日本語学校の先生で感謝を伝えたい先生はいますか?
夏学期の選択科目の1つ、“作文から小論文へ”という授業を担当していた海保先生です。毎回課題を提出すると点数にグレードをつけてくれ、私が書いた文章についてこの文章はこういう表現をしたほうがより良いと詳しくフィードバックをしてくれました。それだけではなく、私の考えについてもコメントをしてくれました。また、授業が終わりに近付く頃、授業を受けている学生のほとんどが進学目標だった関係で、先生は“自分の長所について書いてみよう”と提案してくれました。自分で長所を書き出すことは難しかったですが、先生が“あなたの作文を見るとこういう特徴があると思うよ、こういう長所があると思うよ”と教えてくださりとてもありがたかったです。そして最後の課題ではA+の評価をもらうことができてとても嬉しかったです。
東京ギャラクシー日本語学校に決めた理由は何ですか?
東京製菓学校進学を目標に日本語を一生懸命勉強した先輩のインタビュー記事をみて、私もここで勉強しようと決意しました。
日本に来たばかりのときと比較して今の生活はどうですか?
来たばかりのとき、日本語がまったくわからなかったわけではないですが、まだ日本語の実力が不足していたので、どこかに外出することが怖かったです。しかし、だんだん慣れてきて日本語の実力も伸びてきたのか、誰かが自分に話しかけてきたときに最初は聞き取れないところがあっても、もう一度聞いてみると理解することができ、1年前よりはだいぶ気持ちが楽になりました。
日本の専門学校進学を目指している後輩にアドバイスをお願いします。
専門学校進学を目標に、語学学校へまず入学するとしても、入学前にひらがな、カタカナは覚えて基本的な文法くらいまで勉強して来ることをおすすめします。そのほうが、日本の生活に早く慣れることができると思います。
東京製菓学校に入学したら何を目標に勉強する予定ですか?
専攻の勉強も日本語の勉強も一生懸命やり、卒業後は日本で就職まで挑戦したいです。
2年生時にはフランス語も習うとのことで、フランス語の製菓用語も習得したいです。
いつもやるべきことに最善を尽くしてきたコンさん!目標にしていた東京製菓学校洋菓子本科の合格、おめでとうございます。
2年後には日本でパティシエとして働けるように、そして東京製菓学校でも充実した留学生活を送ることができるよう願っています。
コンさんがこれからどんな花を咲かせるのか本当に楽しみです。インタビューありがとうございました。