学生による映像作品発表会「ギャラクシーフェスティバル」

2021年6月、東京ギャラクシー日本語学校の学生たちが力を合わせて、クラス毎に映像作品を作って発表するという「ギャラクシーフェスティバル」が行われました。午前クラスと午後クラス合わせて、全19クラスの作品が発表されました。2、3週間かけて、日本にいる学生たちと、コロナウイルスの影響により日本に入国ができずオンラインで授業を受けている学生たちが協力して、完成度の高い作品を作ってくれました。
作品のテーマからそれぞれのクラスで決めます。日本のアニメの吹き替え、日本の現代文化に関するクイズ、面白い写真やコロナ禍での日常の一コマ紹介、コロナ禍を過ごす留学生たちの気持ちが込められた歌や川柳など、多種多様な作品ばかりでした。

ギャラクシーフェスティバル当日、学生たちは自分たちが一生懸命に工夫を凝らして作った作品を見ることで達成感を感じられたようです。作品を作るためにクラス一丸となり、みんなで協力する時間を過ごしたことで、学生同士の仲がさらに深まり、早く日本でみんな一緒に勉強したいという思いがより強くなったようでした。
コロナウイルスの影響による入国制限で、まだ母国にいる学生たちは日本に来ることができず、また、日本にいる学生たちもコロナウイルス感染防止のために自由に旅行や外出をすることができず、みんな残念な思いをしていることでしょう。そんな中でも、ギャラクシーフェスティバルのためにみんなで力を合わせて、大切な思い出を作ることができました。
コロナ禍にも関わらず、日本語習得という同じ目標に向かって頑張る友人と互いに助け合い、今できることに最善を尽くしている東京ギャラクシー日本語学校の学生みなさんの夢が叶うよう心から応援しています。日本に入国できずに母国で勉強をしているみなさんは、コロナウイルスの流行が落ち着いて日本で勉強できるようになれば、この大変な時期を乗り越えた分だけ、日本で過ごす日々がどれだけ貴重なものか感じることができるでしょう。その時まで、自分の目標に向かってもう少し一緒に頑張っていきましょう!

学生による映像作品発表会「ギャラクシーフェスティバル」

学生による映像作品発表会「ギャラクシーフェスティバル」

学生による映像作品発表会「ギャラクシーフェスティバル」