世界一の山、東京-高尾山の魅力

日本で一番高く、一番有名な山は富士山ですね。
でも、日本には「世界一」の山があるのをご存知ですか?
それがまさに高尾山です。

世界一の山、東京-高尾山の魅力

高尾山は東京から電車で1時間ほどのところにある山です。
標高は599mで、富士山の6分の1ほどしかありませんが、何が世界一なのでしょうか?
それは、「年間登山者数」が世界一なのです。
富士山は年間30万人程度、高尾山はなんと260万人が訪れると言われています。
高尾山は市内から近いこと、標高が低いこと、一方で1300種以上の植物、100種以上の野鳥、5000種以上の昆虫が生息しており、豊かな自然を楽しむことができます。
レストランを評価することで有名なミシュランガイドですが、
ミシュラングリーンガイドというものがあり、高尾山は星三つを獲得するほど高評価を得ました。

世界一の山、東京-高尾山の魅力

それほどに魅力的な山が高尾山なのです。

高尾山は京王線高尾山口駅から登ることができるのですが、登山コースもたくさんあります。
植物・生き物の解説案内板が設置された「自然研究路」1~6号路に加え、よりハードな稲荷山コースなどがあります。どのコースも1時間40分~2時間ほどです。
1号路の途中まではケーブルカーに乗ることもでき、その場合は頂上まで1時間ほどあれば登ることができます。
高尾山の中腹には薬王院というお寺もあるのですが、そこでは滝に打たれたり瞑想をする修行体験もすることができます。
一方で、6月から10月の季節限定で、「ビア・マウント」というレストランも営業しています。
他にも高尾山の守り神である天狗をかたどった「天狗焼」(鮒焼きのようなお菓子)もぜひ食べてみたいですね。

純粋に登山を楽しむこともでき、多様な文化体験もすることができるのが高尾山の魅力です。

東京ギャラクシー日本語学校では毎年慶應義塾大学の学生たちと共に「高尾山ハイキング」を開催しています。
みなさんもぜひ参加してみてくださいね。

世界一の山、東京-高尾山の魅力