Tag Archives: 製菓

東京製菓学校洋菓子本科 指定校特待生合格インタビュー

東京製菓学校合格を目標に、2020年1月から東京ギャラクシー日本語学校で勉強を始めたイさんが、指定校特待生入学選考を通じて無事に東京製菓学校に合格しました。
東京製菓学校に合格するまで、日本でどのような生活を送ってきたのか、どのように勉強してきたのか、詳しくお話を聞かせてくれました。

東京製菓学校に合格した感想を聞かせてください。
1年前に東京製菓学校に絶対合格したいと思いながら日本への留学準備をしたのですが、実際に合格して嬉しく思いながらもまだ実感が沸かないですね。でも、無事に合格してよかったと思います。

東京ギャラクシー日本語学校の先生で、感謝の気持ちを伝えたい先生はいますか?
感謝したい先生は本当にたくさんいます。その中でも中橋先生、会田先生には特に感謝しています。
中橋先生は進学担当の先生でしたが、志望理由書や書類を準備する際、難しい言葉を優しい言葉に直してくださるなど、細かい部分まで指導してくださったおかげで無事に東京製菓学校にも出願することができました。
面接準備の時も「この部分は直した方がいいですよ」「この点を変えれば、東京製菓学校が望むような答えに自然に結びつきそう」など、東京製菓学校の入試に合わせて具体的に指導してくださいました。先生のおかげで実際の面接も難しく感じませんでした。
会田先生は速習クラスの授業の時にずっと教えてくださっていたのですが、全般的に東京製菓学校の入学を担当する先生です。私が質問をするたびに、いつも親切に答えて下さり、進学の準備などたくさんサポートしてくださいました。

東京製菓学校に合格した秘訣はありますか?
日本に来たばかりのころは、今のように面接に参加できるような日本語力はありませんでした。そのため、東京製菓学校に出願する直前、今年の8月までには必ず日本語のレベルをJLPT N2級以上に上げるという目標を立てて勉強しました。留学中に、専門学校の情報を調べることよりも、東京ギャラクシー日本語学校の授業に集中して日本語のレベルを向上させようとした努力が、合格に結びついたのだと思います。

東京ギャラクシーに入学した当時に比べて日本語力がとても伸びましたが、これまでどのように勉強してきましたか?
入学した当初はJLPT N3級に合格した状態ではありましたが、日本語の会話はほとんどできませんでした。東京ギャラクシー日本語学校では6ヵ月間速習クラスで勉強し、宿題や予習復習に真面目に取り組みました。また、私が書いた作文への先生のフィードバックも最大限参考にして、習慣的に使っていた日本語を変えようと努力しました。
その他にもJLPTの教材を作って自分で勉強したり、少し難しい単語と漢字も別途時間を設けて勉強するなど、足りない部分を補うために自ら進んで学習しました。

東京ギャラクシーの授業で記憶に残っている授業は何ですか?
速習クラスが一番記憶に残っています。その中でも1月から3月まで受けた速習Aクラスが特に記憶に残っていますね。JLPT N3級には合格していたものの、速習クラスで習った作文、単語、文法の知識を積み重ねて、より確実に日本語の基礎をしっかり固めることができました。

東京ギャラクシー日本語学校に入学することを決めたきっかけは何ですか?
日本で製菓を学ぶことを決めた後、色々な語学学校を探してみましたが、東京ギャラクシー日本語学校は東京製菓学校、日本菓子専門学校など、製菓系の学校の合格率が高く、合格するまで積極的に支援してくれそうだと思いました。
よく調べてみると、指定校特待生や推薦入学選考に合格した学生も多く、選択科目の授業など学校のカリキュラムが体系的に整っていました。そのため東京ギャラクシー日本語学校で勉強することを決めました。

東京製菓学校洋菓子本科 指定校特待生合格インタビュー

東京ギャラクシー日本語学校はどんな学校だと思いますか?
製菓系専門学校への合格率も高く、合格するまでサポートも確実にしてくれるので、製菓・製パン関連で留学を考える方たちに推薦したいです。
その他にも、日本の大学への進学や、日本での就職を考えている方たちにもお勧めします。学生それぞれの留学目的に合わせて、特別進学クラス、ビジネス日本語クラスもあるからです。他の語学学校と差別化された部分でもあります。

日本の専門学校への進学を目指している人たちにアドバイスを一言お願いします。
日本に来る前に基本的な文法と、アルバイトができるくらいの会話を学んでから来ることをお勧めします。そうすれば日本に来てすぐバイトにチャレンジすることもできますし、日本人と話す機会が増えるため、日本語のレベルはさらに向上します。

コロナウイルスの影響で予想とは異なる留学生活を送ることになったと思います。その状況をどうやって乗り越えましたか?

今年の3、4月は授業がオンラインで行われることがあり、家にこもっている時期にはやはり時間的余裕がたくさんありました。その時に学校の宿題もやり、日本の芸能番組や映画などの字幕を見ながら、分からない単語を調べました。ネットフリックスも大いに活用しました。それでも時間が余ると、日本人の友達に会って遊びながら日本語を使おうと努力しました。

東京製菓学校ではどんなことを目標にして勉強する予定ですか?
最近、製菓・製パン系の専門学校を卒業した学生でも日本で経歴を積むことができるようになりました。(これまで製菓・製パンの専門学校で学んだ留学生は卒業後すぐに帰国しなければなりませんでした。)誰もがビザをもらえるわけではないので、無事に日本で就職できるように、オリジナルの洋菓子レシピを考えたり、製菓店などでバイトをしながら、いろいろな面で実力を伸ばしたいです。日本での就職を目標に、私にしかできないことを作り上げていくような留学生活を送りたいです。

イさん、東京製菓学校洋菓子本科合格、本当におめでとうございます。
東京製菓学校合格という留学の目標を達成するプロセスを通して、日本語力もかなり向上しました。長い間、目標に向かってこつこつと努力してきましたね。本当にお疲れさまでした。
東京製菓学校に入学しても、次の目標である「日本での就職」を必ず達成し、他の人とは一味違うパティシエに成長することを願っています。

東京製菓学校洋菓子本科に合格するまでの道のり

東京製菓学校に進学するために、日本への留学を決心し、東京ギャラクシー日本語学校でまじめに勉強してきたBさんが、この度、東京製菓学校洋菓子本科に無事合格しました!
長い間こつこつと勉強しベストを尽くしたBさんが、これまで東京製菓学校への進学のためにどのように勉強してきたのか詳しく話してくれました。

東京製菓学校合格のために、これまでどんな準備をしてきたのか教えてください。
東京製菓学校に行こうと決心した時期は、2018年9月頃でした。それまで日本語を勉強したことがなかったため、9月から平仮名を覚え、10月からは韓国にある語学学校で基礎クラスの授業を受講しました。
東京製菓学校に願書を提出するためには、少なくともJLPT N2以上の実力が必要であるため、JLPT N2合格を目標に勉強しました。
2019年4月から東京ギャラクシー日本語学校において留学を始める予定だったので、その前にどうしてもN3程度のレベルに到達していなければなりませんでした。N3の試験は受けませんでしたが、韓国で基礎クラスを4ヵ月、N3の準備クラスで1ヵ月勉強し、2019年4月に東京ギャラクシー日本語学校入学のために日本に来ました。
幸い、N2級合格を目指すための東京ギャラクシー日本語学校の速習クラスに入ることができました。7月に行われるJLPT N2試験に合格するために、学校の授業と自習を並行し、試験に向けて準備しました。

東京製菓学校洋菓子本科に合格するまでの道のり

東京製菓学校に合格した秘訣を聞かせてください。
指定校推薦者として選抜されたことが一番大きな幸運だったと思います。元々は一般推薦入学を目標に東京ギャラクシー日本語学校に入学したのですが、運良く機会に恵まれて、指定校推薦を受けることになりました。
JLPT N2の試験を準備しながら、日本語能力をどうにか向上させようと努力してきたことが良い方向に作用したと思います。
そして東京製菓学校が望む条件(JLPT N2以上の実力や、面接など)をキャッチして、その条件を満たすことができるように集中して準備してきたことが役に立ったと思います。

東京ギャラクシー日本語学校で日本での留学を始めたきっかけはなんですか。
まず、東京ギャラクシーが東京製菓学校と指定校提携のある語学校だったため、迷う必要もありませんでした。東京製菓学校合格者を最も多く輩出する学校なので、情報もここが一番多いだろうと思いました。ちょうど日本留学博覧会が開かれ、そこで東京ギャラクシー日本語学校側と相談をして、入学を決定しました。

東京ギャラクシー日本語学校で有意義だと感じた授業はなんですか。
速習クラス授業が本当に役立ちました。JLPT N2試験にしっかりと照準を合わせて対策ができますし、この授業を通して、日本語能力が大きく向上したと思います。
選択授業の中では、佐藤先生の敬語の授業が役に立ちました。東京製菓学校の面接や、アルバイトで活用することができ、さらに良かったです。
今受けている授業の中では、松川先生の日韓通訳の授業が面白くて有意義だと感じています。

東京製菓学校洋菓子本科に合格するまでの道のり

東京ギャラクシー日本語学校の先生たちのうち、卒業後も忘れられないだろうな、と思う先生はいますか?
これまで担任を受け持ってくださった先生たちと、担任以外でも話をよくした先生たちはみんな忘れられないと思います。それでも、その中で選ぶとしたら、進学担当の先生であった中橋(なかはし)先生(she)と、東京製菓学校への進学担当であった会田先生を挙げたいです。
ですが、多くの先生方から激励と応援のメッセージをいただいたため、ほとんどの先生が記憶に長く残ると思います。

東京製菓学校の受験勉強をしながら大変だったり、難しかったことはありますか?また、それらをどうやって克服して合格に至ることができたのか教えてください。
今年は東京製菓学校進学希望者が多く、その分プレッシャーも大きかったです。元々はそんなに難しく考えていなかったのですが、東京製菓学校を希望する学生が実際かなり多いということを知ってからは、もしかしたら落ちる可能性もあると思うようになりました。
そのような中で、指定校推薦選抜試験があり、試験のレベルはJLPT N1レベルとされており、自分には無理だろうと思いつつも、どうしても推薦を受けたいという思いでさらに一生懸命準備しようと努力しました。読解問題に関しては一生懸命準備したおかげで、選抜試験でいい成績を取ることができ、いい結果に繋がったと思います。

日本での留学生活の中で、日本に来て正解だった、良かったと感じたことはありますか?
日本は韓国よりもそれぞれの個性がはっきりしていて、それが服でもデザートでも芸術でも、あらゆる分野に影響を及ぼしていると思います。
それらを通じて、よりたくさんバラエティにとんだものを感じることができますし、美術館やケーキ屋さん、スイーツカフェなども同様に色々と楽しむことができる場所が多いという点が本当にいいなと思います。

様々な日本の専門学校のうち、東京製菓学校を選択した理由について聞かせてください。
評判の高い東京製菓学校で多くのことを得たいと思いました。オープンキャンパスに参加した時には、東京製菓学校の先生たちが本当にいい方々だと感じました。これまで私は他の分野を専攻していたので、出会った先生たちもほとんどがその専攻に関連した方々だったのですが、東京製菓学校でデザートという新しい分野の先生方に出会うことができてよかったです。
そして東京に位置しているので、学校の授業の以外でも様々な場所で製菓に関わる経験をするチャンスが多いだろうと思いましたし、専門別にわかれた授業方式にもひかれました。

専門学校進学のために、日本への留学を準備する人たちに一言アドバイスをお願いします。
政府間の問題で色々と騒がしいですが、日本の文化や芸術、技術などを学びたいのであれば、信念を持って勉強するのがよいと思います。
実際に日本に住んでみて、政府間の問題のせいで遮られてしまっているものも多いと感じています。日本で生活し、勉強をして、仕事をすることになれば、この人たちから何を学ぶことができるのか、どんな考え方を持っているのかなど、きっと新しい視野を持つことができると思います。なので、ぜひ自信を持って準備してほしい、と勧めたいです。

東京製菓学校洋菓子本科に合格するまでの道のり

今後、東京製菓学校で学ぶ上での目標はなんですか。
まずは学校の授業内容をできる限り全て吸収するのが目標ですが、より大きな目標としては、自分のブランドを作ることです。学校で教えてくれることが多い分、そこで私が得られるものは何か、自分だけが作ることができるものは何か考えながら、先生や一緒に学ぶ学生たちとのつながりを通じて、より豊かな経験をしたいです。

東京製菓学校洋菓子本科合格、本当におめでとうございます。
いつも積極的に授業に臨みながら、たゆまず努力してきたBさんが過ごしてきた過程は決して簡単なものではなかったでしょう。着実に<JLPT N3レベルの実力到達→JLPT N2合格→指定校推薦選抜>というように、段階ごとに目標を設定して成し遂げてきたBさんの強い意志は、本当に高く評価できることだと思います。
東京製菓学校への進学を考える人たちにとって、素敵なお手本となってくれました。今までどのように勉強してきたのか、詳しく教えてくれたBさんにもう一度感謝したいと思います。
そして、東京製菓学校の面接を控えたみなさんや、留学の準備をするみなさんにも、良い結果が出ることを願いながら、悔いが残らないよう、最後まで最善を尽くすことを応援しています!