日本での就職内定をもらった卒業生の体験談

日本での就職内定をもらった卒業生の体験談

母国での社会人経験後、東京ギャラクシー日本語学校での留学を通して日本での就職を勝ち取った卒業生の体験談を紹介します。ギャラクシーは中級前半レベル(N3所持)からのスタートだったコウさんは、1年間の語学研修を経て、日本での就職内定が決まりました。後半の6ヶ月間はビジネス日本語クラスで学習し、1年間の出席率もほぼ100%でした。

●自己紹介をお願いします。
(東京ギャラクシー日本語学校への留学前は)母国で大学院を卒業し、その後4年間仕事をしていました。そして今年(2019)2月に幸運にも日本の会社(エネルギー、バッテリー技術、研究開発)に内定が決まりました。

●なぜ日本で就職をしようと考えましたか?
以前の仕事は研究開発で、多くの日本企業と関わる機会があり、どんな材料の開発または製造技術においても、日本は私たちが学習できる価値があることが分かりました。そこで、日本語を勉強し、日本人の専門職の方と会話ができるようになりたいと思うようになりました。
自分の技術と知識を発揮し、会社に貢献し、必要な時には中国語で対応できる、国際的な人材になりたいと思っています。

日本での就職内定をもらった卒業生の体験談

●就職活動で苦労したことは何ですか。
日本企業を目標とするのであれば、履歴書、面接やレターはもちろん日本語ですから、準備の段階では非常に苦労をします。面接で使う日本語表現は、力の限り反復して練習することが必要です。

●ギャラクシーのビジネスクラスの就職指導はどうでしたか?
柿原先生のご指導にはとても感謝しています。先生は面接練習などで注意すべき場所をご指導くださりました。また、時間を見つけては会話練習をしてくださり、面接テクニックにとても役立ちました。

●ビジネスクラスの勉強で役に立ったこと、これからの社会人生活で役立つと思うことは何ですか。
様々なビジネスシーンにおいてのシミュレーション会話です。自分が社員になり、正確に仕事の情況を判断し、的確な対応をする。これは日本の企業に溶け込むのに非常に役立ちます。

●ビジネスクラスでは、外部の先生を招いて特別授業(マナー講座・コミュニケーション研修など)をすることがあります。その中で、特別印象に残っていることや、役立ったことはありますか?
コミュニケーション研修では、向かい合ってボールを投げながら行うゲームをしました。相手の行動を見ながら、相手が話す内容を聞き取らなければなりません。この簡単なゲームの中で、コミュニケーションの大事な要素を勉強できたように思います。

日本での就職内定をもらった卒業生の体験談

●学校で勉強したこと以外で、自分から考え、行動したことはなんですか。
自分の日本語会話能力の不足については、授業後にラーメン屋でアルバイトをして、日本人との会話の機会を増やし、会話とリスニングの練習をしました。

●あなたにとってビジネスクラスは、どんなクラスでしたか?
ビジネス日本語クラスの内容は豊富です。職場でのシミュレーション会話、敬語、ビジネスレター、就職指導など、全てを身に付けるのは難しいと思いますが、初めの基礎を学習、経験を増やせます。また、ビジネス日本語クラスで知り合った、同じ日本で就職したいという目標を持つ、たくさんの友達と知り合い、一緒に勉強し、一緒に成長することができました。

●後輩学生に向けてアドバイス・メッセージをお願いします。
もし、日本で就職の計画があるのなら、早めに行動したほうが良いと思います。面接対策には長い時間がかかります。少しでも早く就職指導の先生と話し合い、十分に練習し、準備をしてください。

これから日本での就職を考えている留学生のみなさん(留学準備中のみなさん)、ぜひ参考にしてください。